【Blender2.8 SubstancePainter2020】blenderで出力したfbxをSubstancePainterに持っていく
従来のテクスチャー作成の工程は、
UV展開したうえでそのUVをペイントソフトに持っていき、
テクスチャーを描くというものでした。
平面に書き込んでいくので3Dモデルに張り付けた際に思ったように表示されないことがあります。
正常に表示されるかどうかをいちいち3DCGソフトで確認する必要もあるため、
かなり手間がかかる作業でした。
SubstancePainterを使うとテクスチャー作成がかなり楽になります。
このソフトは3Dモデルに直接テクスチャを書き込むことができるのです。
Blenderでの作業
モデルを用意します。
今回はこんなモデルを使ってみます。

このモデル情報をsubstance painterに持っていく場合、
UV展開したうえでfbx形式で出力する必要があります。
UV展開
UV展開を手作業でやるかどうかなんですが、
時間がかかるので今回はBlenderにやってもらうことにします。
blenderのスマートUVで自動展開します。

展開結果はこうなりました。

展開結果のクオリティはともかくこれでsubstance painterに持っていく準備が整いました。
最後にfbx形式でエクスポートします。
ファイル>エクスポート>FBX(.fbx)をクリックします。

出力する際に諸々の設定をするためのウインドウが開かれます。
オブジェクトタイプでメッシュのみを選択した状態にします。
とりあえず他の部分はいじらなくて大丈夫です。
Substance Painterでの作業
ファイル>新規をクリックすると「新規プロジェクト」ウインドウが開かれます。
ここで先ほど出力したfbxファイルを選択するほか、
画像ファイルの解像度や自動UV展開の設定を行えます。
とりあえずすべてのチェックを外した状態にします。

最後にOKを押してプロジェクトを始めましょう。

出力したfbxに格納されている3dモデルとUV展開情報が表示されます。
あとは好きなように色を塗るなりディテールを書き込むなりして、
テクスチャ作業を進めるだけです。